灘中の伝説の教師 橋本武先生が
ここ数日テレビに取り上げられ出ておられる。

先生を初めてお目にしたのは
関西ローカルのとある番組で
先生のお宅に訪問して普段の先生の暮らしを見せていただける番組だった。
98歳にして自立した生活をされており 驚きもしたけれど
お酒やポテトチップスを愛されるキュートな一面にも親しみを感じた。


その橋本先生の言葉を今日また耳にして残しておきたい。と思った。

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ゆとり教育は大失敗ですよ
ゆとりと言うことを指導者が誤解していた
ゆとりは子供を遊ばせることだと思ってた
ゆとりとは自分にしっかりしたものがあるから
ゆとりが出てくる。
ゆとりを持とうと思ったら大変なこと
たとえば
大学入試だって
入試以上のものを身につけておけば
入試に対して怖いことなんてない
それが ゆとりですよ

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深い・・・。
この言葉深い・・そう思う。

子供達の教育に対して
先生の発せられたとおりの言葉でこの文章は成り立つ。

それは
私たち大人にも置き換えることができる。

「教育」が
「時間」にでも
「日々の暮らし」にでも
「お金」にでも
「人の器」にでも 置き換えられる。

大人としての「ゆとり」
考える。


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ゆとりとは自分にしっかりしたものがあるから
ゆとりが出てくる。
ゆとりを持とうと思ったら大変なこと
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しっかりしたもの が生み出す「ゆとり」


この歳にして気づく。


どうか若い世代の人たちよ・・・
何かひとつ。
しっかりしたもの
手にしていてください・・・。


と・・
わが娘たちに・・遠まわしに伝えたい・・・*^^*