カフェ時間を楽しむ : こころいろ 365日。

我が家の周りには幸せなことにカフェがたくさんある。
マクドナルドもカフェに入れてしまえば
気取りなく座れるカフェから
少しこだわったカフェまで
数えられないほどある

最近
少し　書きものをするときに
カフェですることが多くなった。

出来れば窓側カウンターみたいなところであったり
一人が占有しても
あまり邪魔にならない場所を選んでいるつもりだけれど
なんだか
それにもご縁があって
今日はここに行こう・・と思って行っても
空席がなかったり
四人掛けの席しか空いていなかったり。
その時は
私のそのカフェのご縁は閉ざされる。

で　また違う所に出向く。

その日のカフェで落ち着く。
そこまでの
道のりも案外楽しい。

先日
そうやって見つけたカフェで座っていると
後ろの席には
30代かなぁ・・
若いママたちグループが子供抜きで集まっていて
多いに盛り上がっている
子供抜きのこの時代は
解放される時間であることは
私にも遠い過去に経験済み。
より盛り上がる。
子供達のことや
芸能人のお話や
テレビドラマのお話や
耳に聞こえてくる全てが若い
もう
今の私には「どうでもいいこと」になってしまったお話が
延々と続いている

隣には
70代くらいのたまに会うであろうお二人の女性が
これまた
おもしろいお話を続けておられる
たくさん物を作っても食べてくれる人がいないだとか
結婚してくれない息子のお話や
今時の当たり前は自分たちの当たり前ではないとか・・
そんな中で
吹き出しそうになってしまったお話は
「若いもんはお線香の匂いが嫌いって言うけど
こっちだって若い人のお化粧の匂いは嫌いやわ」
テンポよく
まるで言われて言い返すかのごとく
可愛い反論がたまらなかった。

「また会おうな」
そう言って
二人の人生の先輩たちは
私より早く席を立っていった。

私が通ってきた過去と
私がこれから通って行く先と
人生を見ているようで
なんだか
顔がほころんだ。

みんな「今」を生きている

自分の今を生きている

今は続かない。
変化していくもの。
だけど
「今」経由「未来」になるので
今を楽しんでおく

わかっているようなことを
耳に聞こえてくる会話だけで
自分なりに悟る。

私のカフェ時間。
新しい楽しみを今持っている。

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